各位
会 社 名 | 日本電産株式会社 |
代表者名 | 代表取締役会長兼社長 永守 重信 |
取 引 所 | 東証一部(6594) |
所 在 地 | 京都市南区久世殿城町338 |
問合せ先 | 広報宣伝部長 生島 志朗 |
電 話 | (075) 935-6150(ダイヤルイン) |
当社子会社のインライン3Dスキャナー方式コネクティングロッド外観検査装置開発について
当社子会社である日本電産トーソク株式会社がインライン3Dスキャナー方式コネクティングロッド外観検査装置を開発いたしましたので、別紙の通りお知らせいたします。
会 社 名 | 日本電産トーソク株式会社 |
代表者名 | 代表取締役社長 吉本 浩之 |
問合せ先 | 第二営業部 計測機器グループ |
T E L | (046) 252-3132 |
M A I L | keisoku-eigyo@nidec-tosok.co.jp |
業界初、インライン3D スキャナー方式コネクティングロッド外観検査装置の開発のお知らせ
日本電産トーソク株式会社(以下、当社)は、業界で初めて、自動車用エンジン部品のコネクティングロッド鍛造素材をラインレーザー光線を用いた光切断法によりインライン3D 連続形状測定する外観検査装置を開発し、日本国内の自動車メーカー様へ納入致しました。
従来行われていた目視検査を全自動化する検査基準の考え方やアルゴリズム化において、他社の追従を許さない高い検査性能を持つ装置となっております。
本装置は、従来より販売しております当社卓上型3D スキャナー(RVL シリーズ)の計測技術を基に、3D 形状をインライン連続計測可する装置として開発する事により、目視検査に替わる素材外観検査の全自動化と品質記録を可能と致しました。また、マスターワークなどの読み込みによる形状比較計測による欠陥判定ではなく、3D 形状測定データを直接3D CAD データと比較判定する独自の検査アルゴリズムを開発し、金型違い等による形状差の影響を受けることのない欠陥検査を可能と致しました。
近年、自動車用機能部品の鍛造素材などは厳しい品質基準を満たす為、目視による検査が行われておりますが、本装置により外観検査の省人自動化、検査デジタルデータの保管によるトレーサビリティ確保などが可能となります。なお、自動車用エンジン鍛造部品に止まらずその他の鍛造素材や鋳造、焼結、樹脂成型品への適用拡大も可能です。
【本装置の基本仕様】
《製品イメージ》
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従来行われていた目視検査を全自動化する検査基準の考え方やアルゴリズム化において、他社の追従を許さない高い検査性能を持つ装置となっております。
本装置は、従来より販売しております当社卓上型3D スキャナー(RVL シリーズ)の計測技術を基に、3D 形状をインライン連続計測可する装置として開発する事により、目視検査に替わる素材外観検査の全自動化と品質記録を可能と致しました。また、マスターワークなどの読み込みによる形状比較計測による欠陥判定ではなく、3D 形状測定データを直接3D CAD データと比較判定する独自の検査アルゴリズムを開発し、金型違い等による形状差の影響を受けることのない欠陥検査を可能と致しました。
近年、自動車用機能部品の鍛造素材などは厳しい品質基準を満たす為、目視による検査が行われておりますが、本装置により外観検査の省人自動化、検査デジタルデータの保管によるトレーサビリティ確保などが可能となります。なお、自動車用エンジン鍛造部品に止まらずその他の鍛造素材や鋳造、焼結、樹脂成型品への適用拡大も可能です。
【本装置の基本仕様】
・検査内容 | :傷、打痕、液だまりキズ、バリ、欠肉、スケール噛み、曲がり |
・欠陥の最小サイズ | :0.2 mm |
・検査時間 | :10 秒/個 |
・本体サイズ | :1700mm(縦)×2500mm(横)×1970mm(高さ) |
・製品重量 | :2.5t |
※上記仕様は、対象ワーク、検査項目等により変更となります。 |
《製品イメージ》
